揖保乃糸について
手延べそうめんの郷「播州たつの」で生産される揖保乃糸
手延べ素麺のふる里である「たつの市」は兵庫県西部に位置し、古来から「播磨国(はりまのくに)」、「播州(ばんしゅう)」などと称されていました。
たつの市は瀬戸内海・播磨灘に面し、雨季でも雨が少なく気候の穏やかな地域です。
清流「揖保川(いぼがわ)」の水と、同じ播州の特産である「赤穂の塩」により、素麺づくりや醤油づくりが栄えました。
歴史と地の恵みに育まれた伝統の銘品「揖保乃糸」
古来より作り続けられた手延べ素麺「揖保乃糸」は、良質の小麦粉と、揖保川の清流、赤穂の塩を原料に、伝統の製法で熟練した職人たちが丹精込めてつくり上げた逸品です。
今も昔も変わらない播州手延べそうめん揖保乃糸
播州手延べそうめんの歴史は古くは室町時代までさかのぼり、600年以上の伝統を今に受け継ぎます。
現在も400戸余りの製麺所が軒を連ねる中、昭和2年創業の赤木製麺は老舗の看板を守り、お客様に喜ばれるそうめんづくりに日々取り組んでいます。